FICの小学生教材を使って3か月|通信教材よりよかった点と悪かった点を評判レビュー

FICという会社の学習教材を使って3か月がたちました。

小学生のうちは、勉強だけでなく遊びや習い事などにも力を入れたかったのですが、算数の苦手が増えてきて家庭学習もスタートすることに。

 

最初は娘の希望でタブレット式の通信教材を始めたのですが、ひとりで解けない問題が増えてきたことと、習い事をやっていて通信をやる時間もなくなっていって、結局たまってやめてしまいました。

 

習い事が週5で入っていることもあって、塾は時間的にも無理。「勉強時間はこれ以上取れない。でも苦手を克服しないとまずい」という状況で出会ったのがFICという会社の学習教材でした。

 

算数が苦手な娘のためにFICの教材をスタート

娘は今4年生ですが、3年生の後半くらいから算数でできない・解けない・理解できないということが急に増えてきました。

ちゃんと理解できていないので、問題集をやらせても全然とけないという状態。私が教えてもなかなか理解しないので、私もイライラしてしまい喧嘩も増えてしまいました。

通信教材も結局ひとりでは問題をとけないので、やらずに放置するようになってしまいました。せっかくの教材が無駄になっていると思うと、ますます私のイライラも大きくなって、子どもも私もストレスがたまっていってしまったんです。

その後、たまたまFICの教材を紹介してもらって、今までの勉強との向き合い方や家庭学習のやり方そのものを見直すきっかけにもなりました。

 

FICの教材が通信よりよかった点

通信教材からFICの教材に変えてみて最初に思ったのは「本当にこれだけでいいの!?」ということ。量はとにかく少なくて、最小限で効率よく覚えられるような「覚え方」が身につくようになっているんです。

通信教材のような問題を解いていくことで身につけていくというやり方とは正反対だと感じました。

FICの教材が通信よりよかった点は、

「勉強時間が短くて済む」

「問題をたくさんやらなくていいので娘の負担が少ない」

「覚え方そのものが身につくので応用まで簡単にできる」

「教えなくても娘が一人でできる」

全体的に、時間も量も通信と比べると負担が圧倒的に少ないです。

そして、勉強のやり方や覚え方そのものが身につくというのもよかった点。通信教材だとどうしても「今日の分をこなして終わらせる」という作業になりがちだったのですが、FICの教材では算数も国語も覚え方や解き方のコツが身につくようになっていました。

しかも、親がやり方や覚え方を教える必要はなく、教材の流れに沿っていくだけでそれが自然と身につくようになっています。

また、特徴的なのが「右脳」を使って覚えていくというやり方。これが思った以上に覚えやすく、しかも勉強時間としては1日5分くらいの「ながら勉強」でいいのです!

5分ほどの映像を流しておくというだけのものなので、子どもも勉強しているつもりはなくても自然と覚えてしまいます。うちの娘は夕方から夜は習い事で忙しいので、朝食の時間に映像を流しておくようにしました。勉強っぽさがないので娘の負担はゼロ。しかも、右脳を使って覚えていけるので、負担はないのにちゃんと覚えられるようになっています。

苦手な算数が一気にできるようになったわけではありませんが、それでも、少し前まで何度教えてもきちんと理解できないでいた「面積」がだんだん分かってきた!と言っています。

 

FICの教材が通信より悪いと感じた点

娘自身もFICの教材を気に入って使っていますが、「通信の方がよかった」と思う部分もあるようです。

それは、FICの教材だとタブレットのゲームができないということ。

親からするとゲームなんてやらなくていいと思うのですが、娘としては勉強の息抜きに通信にあるようなミニゲームがしたくなるそうです。

また、親の目線で言うと、量があまりにも少ないので、最初は「これだけで本当に理解できるのかな」と不安になりました。

ただ、理解の確認をチェックできるシートもあるのですが、それをやる限りではきちんと理解できていると分かります。

たくさん量をこなしたり時間をかけて勉強することで「勉強した」「努力した」という実感をしたいならFICの教材はあまり向いていないかもしれないと思います。

逆に言えば、それだけ短時間で簡単に覚えられてしまうということ。

うちのような、習い事などで忙しくて時間がない子どもには、時間と効果の両面で考えると最適なのかなと思っています。

FICの教材を使うようになって時間に余裕ができた

習い事を週に5日も入れてしまうと、家で勉強する時間はほぼありません。宿題をやるだけで精いっぱいです。

勉強は大事ですが、そのために好きな習い事をやめさせることはしたくない。小学生のうちは勉強以外にも打ち込めることをさせたいと考えていたので、正直私も娘も勉強と習いごとの板挟みで気持ちに余裕がなくなっていたと思います。

今はFICの教材で「時間をかけずに覚える方法」が少しずつ身についてきた段階。平日は宿題だけやればOKと決めているので、子どもの気持ちも余裕が出てきたのが分かります。苦手な算数も少しずつ克服できるようになってきて、自分ひとりで宿題を終わらせられることも多くなりました。あと数か月使っていけば、もっと効率よく勉強できるようになるかなと少しだけ期待もしています。

 

習い事と勉強の両立は難しく、高学年になると塾に入れるという選択も考えたのですが、FICで身についた勉強方法をしていけば、このまま習い事もずっと続けられそうです。

また、苦手を少しずつでも克服できたことで、娘の自信にもつながっています。